10万人集めたいんじゃなく、濃い1万人を集めたい / HIPHOP村おこし始まる / SOWL VILLAGE 2018 TALK SESSION TAKESABURO × KENTA × YOTA KOYANAGI × KURO THE ROCK
10万人集めたいんじゃなく、濃い1万人を集めたい / HIPHOP村おこし始まる / SOWL VILLAGE 2018 TALK SESSION TAKESABURO × KENTA × YOTA KOYANAGI × KURO THE ROCK
2018-03-22 Category:interview
いよいよ開催が迫ったSOWL VILLAGE 2018。 第二回目になる今回は、ビッグゲスト”MACCHO&DJ SN-Z from OZROSAURUS”を筆頭に、錚々たるメンツが川崎CLUB CITTA'に集合となる。 そんなSOWL VILLAGEの主催である、TAKESABURO氏、KENTA氏に加え、この2人と共に藤沢のシーンを支える重要人物、Lafayetteより小柳洋太氏、ENTER THE STAGEを代表してKURO THE ROCKがSOWL VILLAGEの内容から派生して、現在のダンスシーンやクラブシーンについてなど、思った事を吐き出すトークセッションを行った。
(KURO THE ROCK : 以下 KURO) KURO THE ROCKです。 普段はENTER THE STAGEというサイトの運営、映像制作、イベントのオーガナイズ、踊ったり、DJしたり、色々やらしてもらってます。 SOWL VILLAGEでは、裏側でブッキングを少し手伝ったり、ENTER THE STAGEとしてSOWL VILLAGEを広めたり、告知用やVJ用の映像を作ったり、今回はプレイヤーとしてもショーをさせて頂きます。
前回のMC BATTLE。FORK vs カルデラビスタ KENTA 今回はAs ONEプレゼンツという事で、BEATBOXERの太華さんに協力してもらい、太華さんのMCによる、As ONEルールで行います。
KURO 8小節をチームの中で自由に使っていいんですよね?
TAKE そうそう、だから3対2っていうのもあったりするんだよね。 だからソロでいってもいいし、いろんなやり方があると思う。
KURO そのやり方っていうのも見どころですよね。
TAKE まずは、神奈川筆頭でこの前までは伝説の負けなし男、FORK君が見所で。ソロでやばいと思いきや、三人でやると5倍くらいやばくなるアイスバーンのCREW感ね。
KURO 彩 - IRODORI -のスナフキンとKOOPAくんは、僕のイベントENTER THE STAGE JAMのエキシビジョンMCバトルにも参加してもらったりしてるんですけど、スナフキンは最近勝ちまくってて。BBOY PARKも優勝してるし、最近だと山梨でMC BATTLEがあって、たまたま僕も居たんですけどそれも優勝してたし、まあほんとに負けなしですよね。ライブとかも良いし。
TAKE TRI MUG'sCARTEL (TAIC/LOOP/MU-TON)に関しては、ムートンがMCバトル最強の呂布カルマを倒した時の1回目とかがやばすぎて。なんかあったら呼びたいなーと思ってたらちょうどこのタイミングにきた!っていう。 しかも今回はそのクルーでね。TAICは福島のUMBでも優勝してるし、相方も実績があるしね。 KURO で、もう一つが045ですね。これは完全に横浜って感じですが。 先日山梨で9forくんには会ったんですけど、めっちゃ若いっすよね笑
TAKE そうだよね。だからクソ生意気な事が言えちゃう年齢なんじゃないかな?っていう。それが面白いんじゃないかなと。 今油に乗り始めた若手に、20歳くらいの何言っても怖くない奴がどこまで言うか、っていうベテランの試合とはまた違う面白さがあると思う。 KURO なるほど。いや、ラップも聞いたんですけど、9forくんはスキル高くて凄かったっすね。
TAKE ね。DragonOneくんもそうだよね、スキル高い。
KURO そうっすね。あと、バトルに対する熱が高いっすよね。だから楽しみっすね。
SOWL VILLAGE 2017 FORK vs カルデラビスタ
SOWL VILLAGE 2017 崇勲 VS NAIKA MC
▪️LIVE SHOWCASEなどについて
KENTA 今回タケ達は、メインステージでのライブショーっていう形にしてるんだよね。ダンサーとラッパーとDJが絡んで1つのショーをするっていうパフォーマンスは見どころですね。D.L.I.PのNAGMATIC音源のみっていう音使いも。 TAKE 完全MADE IN JAPANESEでいくっていうね。
TAKE そもそも質より量になっているというか。別にディスじゃなくて、浅はかな気持ちでダンスをやりたいって思ってる感じの人達か沢山いるし、そんな熱くなくて、、、。そういう人達がボンボンボンとたくさんイベントやってて。逆に本気で熱いのやりたいんすよ、っていう人達もいるけど、そのバランスが崩れちゃってる気がして。
TAKE ジャッジが三人だとしたら三人誰でもいいんだよね、名前があれば。その日の結果が決まればいい、人が集まればいい、っていう、目的がそれしかない。イベント名が違うだけでそういうのが乱立しすぎてて、、、それが一番良くないよね。で、予選で落ちるような奴らはやっぱすぐ帰るもんね。バトル出に来てんのに、勝ち上がってる奴見ないんだ?って。
KURO そうすね。でも思ったのが、帰るのは帰るで問題ある、というか、もったいないとは思いますけど、イベント側にも問題がありますよね。面白いイベントを作れてないから帰っちゃうんですよね。
TAKE それもあるよね。決勝なのに時間優先で、先にペットボトル回しちゃって、ドキドキも何もない決勝とかね。あーいうのは、帰ってもいいやって思うよね(笑) それが当たり前になってきてるのが怖いね。それでも時間を優先しちゃうんだ?みたいな。決勝やって優勝決めればいいんでしょ?みたいな。
KURO プレイヤーが出てくれるからオーガナイザー側に勘違いも起こりますよね。イベントが面白くなくても、プレイヤーがいいバトルしたら結果盛り上がるし。
TAKE いいダンサー同士が戦った瞬間は面白いに決まってるからね。
KURO イベント側としても”新しい面白さ”みたいなのものを提供していかないとシーンが育たないですよね。
TAKE そこを気にしてるオーガナイザーを全く見ない。形式があって、それをうまく回すっていうこと以外の目的を持ってる奴に会うことがない、地方も含めね。それでまかり通っちゃうし、お金のプラスも出るし。
TAKE BBOYのバトル見るのは面白いよね。でも、こないだKATSU ONEと一緒にバトル出たんだけど、「BBOYの奴らとかホントつまんねえからさー。」とか言ってたね。BBOYは音楽に対してかけ離れてるやつが多いから、見てらんねーっていうことみたいなんだよね。音楽とリンクしてない奴らが多いっていう。KATSUはBBOYの世界にいるからそういう風に見えちゃうんだよね、きっと。