【interview】PAINTER DRAGON76 INTERVIEW

【interview】

ENTER THE STAGEインタビュー企画第一弾として、今回はペインターである、DRAGON76さんにお話を伺いました。
DRAGON76さんはクラブ、フェスなどの音楽イベントでのライブペイントの活動の他、アーティストCDジャケットのアートワーク、
大手企業からの依頼など、国内、海外問わず第一線で活躍されているペインターです。
ダンスイベントでのライブペイントなども積極的に行っており、またドラゴンさんの二人のお子さんもBREAKIN'をやっている事から、ダンスのシーンに比較的近い存在でもあります。


Q.絵を描きはじめたきっかけはなんですか?
A.小さい頃、物心ついたときから、キン肉マンや、ドラゴンボールなどアニメのキャラクターを模写したりして、絵をずっと描いてることが多かったですね。

小学校の三年か四年生くらいに、「ロードショー」という映画の雑誌が好きで、毎月定期購読をしていたので、そこに出てくる映画俳優のグラビアを模写してました。

中学校くらいの時から、スプレーを使うグラフティに興味を持ち出して、それくらいから今の流れができましたね。






Q.絵を描くときに心がけてることはなんですか?
その時に描きたいものがあって、色々頭で考えてしまって本当はこれを描きたいんだけど、別のスタイルを試したいから、
会えて描き方を変えるという事もありますね。
ですが、基本的にはその時に描きたいものを純粋に楽しんで描く事が重要で、
楽しくない感じで描くのは結果としていいものが残らないから、いかに楽しんでやれるかを心がけてます。



ライブペインティングに関しては、その日のそのテンションで描くのが基本です。
描きたいものを描く場所だと思ってます。
人から頼まれて描くものに関しては、クライアントからのアイディアを聴取すると、自分ひとりで考えてるよりも、広がりが出ることもありますね。
新しい発見が出来る事もあるんですね。
基本的には何でもおもしろそうと思って、取り組んでいます。




Q.絵を描くときに受けるインスピレーションって何かありますか?

ライブペインティングが自分の絵の活動で大きい部分を占めているんですんが、普段から頭をそういう思考にしてますね。
日常生活の中のテレビだったり、音楽だったり、日常のふとしたところから、「今度こんな感じで描いてみようか」という風に結びつける癖がついていますね。
日常にどこかにヒントがないかなと普段から探してい感じですね。
特に音楽や映画からインスピレーションを得る事が多いです。




Q.絵を描くことと、ダンスに何か共通点はあると思いますか?

何かを表現するという意味では、なんにでも共通点があると思いますよ。
誰にもマネできない自分のスタイル、自分の表現はダンスだけに限らずどんな仕事でもなんにでも共通しますね。
例えば自分がある会社のセールスマンだとしても、何かを売らなきゃいけないとき、自分の売り方を作ってやるだろうし、自分だけにしかできない自分のスタイルはどんな仕事でも作れるんだろうと思います。
特にダンスと絵は「自己表現」という意味では凄く近い存在なんだと思います。




Q.ダンスの世界、特にB-BOYとなると、他人の技をパクる事はディスの対象になったりもしますが、絵の世界もですか?

もちろんあります。でも思うのは、基本的にはディスられるけど、絶対ダメだとは思ってないです。
まずは何かから影響されるところから始まるだろうし、突き動かされるものがあって、始めてるだろうし。
そこを怖がりすぎて,かと言って自分のスタイルも見出せないのでは何も進まないので、影響受けたら影響が出てしまうのはしょうがないと思いますね。モロパクリはダメだと思いますけど(笑)。
やりたいことをやるというという事が一番いいと思います。






Q.ドラゴンさんのお子さん二人もダンスをやってますが、将来どういう大人になってほしいですか?
ダンスをする事で、自己表現を見につけてほしいですね。
自分がこうだって言えるものを見つけてほしいです。
もしダンスをやらなくなったとしても、その自己表現が身についてくれれば、他の事にも引き継げるだろうし、そこが一番大事だと思います。
クリエイティブな事をやれるようになってほしいですね。









Q.お子さんがダンスをやり始めたのは両親がきっかけですか?それともお子さんのほうからやりたいといい始めたんですか?
子供がやりたいと言ってやりはじめましたね。
僕がライブペイントのイベントの時、ちょうど子供も見にきてたんです。
その中で、僕が絵を描いてる横で、フローリアーズのタイスケ君がショーをやっていて、それを見た下の子がかっこいいと言って、
やりはじめたんですが、その後、上の子もやりたいと言いはじめて、二人共やり始めましたね。




Q.では最後に若いダンサーに一言いただけますか?
ダンスのバトルに出て、この前試合に勝った負けたより今後の事にそれをどう生かしていくかを考えてほしいですね。
自分のスタイルはこうだっていう事を長いスパンで考えて、自分のスタイルを作ることに重点をおけばいいかなと思います。
絵を描いてる僕らからすると、スキルよりもオリジナリティが一番大事かなと。
でもスキルも磨かないと自分の表現したい事が100%表現できなくなってしまうので、スキルももちろん大事だと思います。
やはり自分のスタイルを作れば一番強いと思います。
自分のスタイルを作るっていう事は凄くクリエイティブな事なので、クリエイティブな人になってほしいと思います。


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インタビュー中に最も出てきた言葉、「自分のスタイル」。
これはダンスでも最も重要な事ですね。こうしてインタビューでお話を聞いてると、絵でも、ダンスでも、
根本は自己表現という事に変わりはなく、勝った負けたではなく、それを通した上で、いかにクリエイティブな事が出来るか、
というところが重要なのを改めて痛感しました。

DRAGON76さんは現在、関東から拠点を関西に移し、さらに来年からは海外に拠点を移す計画だとか。
既に世界でも認められているDRAGON76さんのスタイルですが、ますます今後目が離せません。
日本に拠点があるうちは、関東にもライブペイントなどで来る予定があるそうなので、是非そういった場所に皆さんも
足を運んでみてはいかがでしょうか?



DRAGON76 -55DSL PRESENTS A CELEBRATION OF 20 YEARS-




Touch Your Soul × Grassroots × Yokohama Brewery LivePaint



DRAGON76さんの現在までの作品達











その他の作品はこちらで確認できます!
http://www.dragon76.net/gallery.html




DRAGON76

1976年滋賀県生まれ。
ストリートアートを基本とし情熱的で生命力溢れるタッチで、国内外の企業広告やアパレルブランドとのコラボレーション、
また音楽関連のビジュアルや壁画など幅広く手掛ける。また、即興で繰り広げられるダイナミックなライブペインティングは
世界中からのオファーも絶えず多くの観客を魅了する。

2011年にはUKのフットボールクラブ、Liverpool FCとメインスポンサーであるCarlsbergが共同制作したCMに
メインアーティストとして出演している他、同年、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラの娘、ジンジ・マンデラの
50歳のバースデーパーティーにアーティストとして招待されライブペインティングショーを披露する。

http://dragon76.net

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